【特定技能】初のドライバー試験 大野城市で実施
2024/12/17
今年3月、自動車運送業の分野が在留資格「特定技能」に追加されたことにより、
2024年12月16日、政府は深刻化するドライバー不足を緩和するため、外国人労働者向けの「特定技能」ドライバー資格試験を大野城市の自動車学校にて初めて実施しました。
この試験は、外国人労働者に求められる日本の交通ルールの知識や日本語能力を確認するもので、
ネパール、中国、インドなど5カ国の留学生が参加しました。
試験は80分間にわたり、受験者は携帯電話の電源を切るなどの注意事項を守りながら実施されました。
試験結果と運転免許証、日本語検定の評価をもとに、来年春には「特定技能のドライバー」が誕生する見通しです。
国土交通省では5年後に不足が見込まれるトラックやタクシーなどのドライバー2万4500人の受け入れを目標に「特定技能」の労働者を増やす計画です。
試験を受けたネパールからの留学生の男性はネパールではドライバーではなく、自分のビジネスをしていました。日本は給料もよく日本の会社に入りたいと思って勉強を頑張っています」と話していました。