特定技能2号試験が始まりました

2023/12/06

「特定技能2号」の対象となる業種が今年拡大されたことをうけ、新たに追加された分野で「特定技能2号」を取得するための試験が11月20日から始まりました。

「特定技能2号」は「熟練した技能を有する業務」に従事する在留資格となり、1号と異なる点は在留資格の更新の上限がない点、家族の帯同が認められる点などが挙げられます。また、1号では必須となっている義務的支援が不要となるため、受入企業にとっても利点のある在留資格です。

受入れ可能なのは労働力が不足している業種で、これまでは「建設」「造船関連」の2つの分野に限られていましたが、今年6月に11分野に拡大されました。

初めてとなる試験が行われたのは「製造業分野」で、試験に合格するだけでなく3年以上の実務経験が求められます。

また他の分野においても試験日が決まってきており、「特定技能2号」を目指す外国人や、雇用したいと考えている企業の方は、こまめに情報をチェックするようにしましょう。

2023年12月6日時点で試験日が決まっている分野は次の通りです。

〇建設分野

 申込み受付開始は12月8日(金)を予定しています。


 〔試験実施日〕

  ・1月15日、22日、29日 東京(JACテストオフィス)

  ・1月24日、25日    大阪(大阪府立労働センター)

  ・1月31日       愛媛(愛媛県男女共同参画センター)

 

 2月以降の試験日程等はこちらのリンクからご確認ください。



〇製造業分野

 国内試験:第1回 2023年11月、第2回 2024年1~2月

 第2回につきましては、2023年12月下旬頃から受験申込の受付が開始されます。

 特定技能外国人ポータルサイトにて、日程・会場等の詳細が掲載されますのでご確認ください。


〇農業分野

 2023年度:12月20日~22日

    2024年度:2月中の予定


※試験予約をする前に、主催者団体への申請が必要となります。

農業技能測定試験公式HPでご確認ください。